臨床工学技士の仕事は
- 上司次第で辛くもなるし楽しくもなる
- 上司は自分の成長に大きく関係する
日々上司との関係で悩んでる人も多いと思います。
私はいくつかの病院を経験し、いろんな上司に当たりました。
こんな人の下で働くのは嫌だと思う人もいて、悩んだこともありました。
- 仕事の愚痴しか言わない上司
- 教育せず放置してくる上司
- 自分のことしか考えていない上司
そんな上司の体験談と私がとった解決法を公開します。
私がとった解決策は無視することと転職することでした。
まず、
どうにもならない上司は無能だと割り切りましょう。自分で考えて、自分で行動する癖をつけて上司に足を引っ張られないようにするべきです。そして知識や技術を蓄えたあとに転職しました。
すでに一緒に働くのが辛かったらすぐに転職を考えましょう。
つらい思いをしてまで一緒に働く必要はありません。
上司次第で環境は変わる
上司次第で職場の環境は大きく変わります。
この記事を読んでいる人はきっと上司のいろんなところが嫌で仕事に集中できなかったり、出勤前に憂鬱な気持ちになっていると思います。
職場環境はいろんなことが重なり合って出来上がります。
- 人間関係
- 福利厚生
- 残業
- 給与
しかし1番の悩みは人間関係です。
この記事では人間関係、特に上司との関係について私の経験に沿ってお話します。
上司との関係がうまく行けば、仕事も楽しくなるし、やりがいも生まれます。
- 評価してもらえる
- 守ってもらえる
- 多くを学べる
- 多くを経験できる
上司は自分で選べません。
ですので残念ながら全員がいい上司に当たるとは限りません。
自分が評価される→やりがいが出る→多くを学ぶ→多くを経験できる→評価される→頑張れる
といいサイクルになりどんどん仕事も楽しくなるはずです。特に臨床工学技士は教科書では学ぶことができないことが多くあるので経験の豊富な上司に当たることで自分の成長に大きく繋がり職場環境も大きく変わります。
さらに何かあったときでも必ずフォローや注意をして自分を守ってくれる上司なら最高です。
逆に上司と合わないと仕事しづらく、経験や知識がなかなか共有されないので自分が成長できないと感じることもあるでしょう。
上司が自分のことばかりで教育に対してや臨床の知識の共有に興味のない人だと環境は劣悪になりかねません。
ムカつく上司の典型
ムカつくと言ってもいろんな意味があります。
顔がムカつく、態度がムカつく等ありますがここではそういった意味ではありません。
働く上で支障をきたすような上司をムカつく上司としました。
言い換えればどうにもならない上司といったところでしょうか。
そんな上司の典型には以下のような人が挙げられます。
- 仕事の愚痴しか言わない上司
- 教育せず放置してくる上司
- 自分のことしか考えていない上司
愚痴しか言わない上司
愚痴ばかり言って後輩や部下のモチベーションを下げる上司っていますよね。
どうせ給料にならないとか、臨床工学技士に将来性がないとか…
「そんな事言わずに手動かせ」っていつも思います。
愚痴を言いながら仕事をしてもいいことありませんし、愚痴からは愚痴しか出てきません。
- 給料にならない仕事でも必ず誰かのためになっている!
- 将来性がないのは決めつけで、これからの臨床工学技士のあり方は自分たちが示すものだ!
と言い聞かせて愚痴なんて吹き飛ばしましょう。
愚痴を言いながら仕事をしている人を相手にしていても自分のスキルや知識は磨かれません。
愚痴しか言わない人はムカつきますよね。
教育せず放置する上司
臨床のことなどほとんど教えてくれず、自分の仕事だけして終わりの上司っていますよね。
話を聞くと自分は先輩から教えられていないとか、見て覚えろとか
自分の理由で教育を放棄している人がほとんどです。
だったらわざわざその人に教えてもらう必要はありません。
臨床の現場には医師や看護師、他のコメディカルもたくさんいるので他の人からどんどん学びましょう。臨床工学技士だったらメーカーさんから色々教えてもらい知識を蓄えた人もたくさんいます。
私は職場だけでなく、学会や研究会に積極的に参加し、知識・スキルを身につけました。
自分で言うのもなんですが、気づいたらその部署の臨床工学技士では1番信頼を得られるようになっていました。
肩書にとらわれず自分のやるべきことをやり、周りからの信頼を勝ち取れば働きやすい環境になります。
それすらもさせてくれない上司なら転職を考えてもいいかもしれません。
>>臨床工学技士の転職活動の方法3選【失敗しないためにはコネ最強】情報戦です‼
「そもそも育てる気がないってどうなの?」って思いますし自分がされなかったからっていう理屈は成り立ちませんよね。
自分のことしか考えていない上司
いつも自分は忙しいと言って厄介な仕事を任せてきたり、そのくせ残業がかさんでくると今月残業しすぎだよと注意してきたり…周りのことを考えずに自分の言いたいことを言ってくる上司いますよね。
そんな環境で仕事をしているならいっそ転職を考えてもいいかもしれません。
自分が何かしらの仕事を任されている時点で転職に必要なスキルは身についていると考えられます。
他の職場に行っても十分に活躍できるはずです。
私が転職した理由は上司ではありませんが、やはりこうゆう上司はいました。その人の下で働く後輩の愚痴も聞いたことがあります。
その後輩の何人かは転職をして今の職場を楽しんでいますが、残った後輩からは未だにその人のことを聞きます。
本人は割り切って仕事をしていますが、定年まで付き合わなければならないことを考えると転職したらいいのに…と思います。
転職の方法ならこちらの記事を参考にしてください。
>>臨床工学技士の転職活動の方法3選【失敗しないためにはコネ最強】情報戦です‼
上司が嫌なら無視しよう
結論ですが上司が嫌なら無視すればいいです。
もちろん実際に無視するわけではありませんが、割り切って愚痴を聞き流したり、上司命令や注意に関しても一定の範囲内で許容しましょう。
「あ、この人また何か言ってるわ」程度のメンタルで行ければ大丈夫です。
そして上司を頼ろうと思わないことです。自分で考え、自分で動く癖をつけましょう。そしたら臨床ではみんなから頼られる存在に成長できますし、上司にとらわれることも少なくなります。
しかし上司への報告だけはしっかりして自分に非がないことをはっきりさせておきましょう。
何かあったらしっかり上司に責任をとってもらえるようにしましょう。
自分で知識やスキルを身に着け、仕事場で肩書以外のポジションを確立することが大切です。
そしたら必ず働きやすい環境が出来上がります。
それすら出来ない上司に出会ったときは転職しかないです。
上司が嫌なら転職しよう
上司が必要以上に干渉してきたり、何をしても自分の環境が改善しない方もいます。
そんな方は転職をしましょう。
- 上司が嫌で職場に行くのが辛い
- 職場に行ってもまともにコミュニケーションとれない
- 自分の対応の仕方以前に向こうに問題がある
そんなときに無理に今の職場にとどまる必要はありません。
「でも自分はまだスキルも知識もないし…」
と思う方もいると思いますが、それより先に心が壊れてしまえばそれまでです。
>>臨床工学技士辞めたい【病院がつらい、疲れた人】辞めても大丈夫‼
相談する先輩や同僚がいないなら、なおさら辛いので転職をおすすめします。
退職が言い出しにくいなら退職代行サービスもありますし、
転職に関しては臨床工学技士専門の転職サイトも充実しています。
くれぐれも無理はしないようにしてください。
>>退職代行サービスの使い方とおすすめ【臨床工学技士も退職代行】
転職サイトを比較した記事はこちら。
>>臨床工学技士におすすめの転職サイト20個比較【辞めたいけど求人数は?】
私が出会った最高の上司
私はカリスマ的な上司に出会い、人生が変わりました。
その上司はすでに退職してしまったのですが、私の恩師です。
その上司には臨床工学技士として臨床で働くのは当たり前ですが、研究もやりなさいと勧められました。
最初のうちはやらされている感がありましたが、学会で多くの人と話すうちにこれ以上に有意義な勉強方法があるのだろうかと思うようになりました。
研究をすることで今以上の知識が手に入り、なにより外に出すことで他の施設でどのように行っているかや他の施設の人の意見を聞けることの大切さを学びました。
その時在籍していた臨床工学技士はみな口を揃えてあのときは楽しかったと言います。
私もその一員として立ち会えたことは人生の大きなターニングポイントになったと感じています。
注意
今回例に出した上司はあくまでもどうしようもない上司です。
基本的に上司は人生の先輩で多くの経験を積んでいるので、自分の我ばかり通さないように気をつけてください。
まずは相手を理解して向き合うことをおすすめします。
まとめ
誰にでも苦手な上司、嫌な上司はいます。
今回の事例に当てはまるような上司は無視して自分のやるべきことをやるべきです。
もちろんどうしようもない上司の場合です。
割り切って仕事ができる方は今の職場でしっかりと知識やスキルを学び自分のポジションを確立していくのもいいです。
そうでない場合は自分のスキルを磨いた後に転職を考えましょう。
今の職場が耐えられない方はすぐに転職を考えましょう。
上司は選べません。
しかし上司次第で職場環境は大きく変わります。このまま定年まで働くか、自分で環境を変えられるかはあなた次第です。
環境を変える方法は割り切って働くか転職するかです。
より深い悩みを抱えた方ほど転職をおすすめします。
転職についての記事はこちらです。
>>CEの転職活動方法3選【失敗しないの方法を解説】
>>転職に有利なCEの要素5選【1人で転職活動は危険】
>>CEの転職先の選び方【各施設の特徴を解説】
転職サイトを比較した記事はこちら。
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