- 転職するのにコネクションがあれば便利なのに…
- 業務について他施設を参考にしたいけど聞ける人がいない…
- 他施設の人と繋がりを持ちたいけどどうしたらいいのかわからない…
こんな悩みをお持ちではありませんか?
このまま臨床工学技士全体にコネクションがない状態、すなわち院内の情報だけで仕事をしていると大きな損をしてしまいます。
実はコネクションを作る方法はとても簡単です。
なぜなら臨床工学技士は仲間意識が強く他施設の人でも受け入れてもらいやすいからです。
私は臨床工学技士として勤務していますが、全国の臨床工学技士さんとつながっています。
そのつながりで今では講演依頼も来るようになりました。
この記事ではどのようにすればコネクションを作れるのかを説明します。
この記事を読むと転職や日頃のスキルアップに役立つコネクションが作れます。
もしかしたらコネクションから講演依頼も来るかもしれません。
結論は学会や勉強会に積極的に参加することです。これができればコネクションを作るのは簡単です。私はこれを実践することで私自身の転職を有利に進めることができ、スキルアップにも大いに役立ちました。
コネクションの重要性
コネクションとは繋がりのことで臨床工学技士として働く中で持っていると有利です。
大きく2つに分けてコネクションの重要性を解説します。
転職に有利
転職を行うときにコネクションがあると圧倒的に有利です。
コネクションがあるから入職試験に合格しやすい。
それだけではなく、転職前に職場の情報を事細かに聞くことができます。
間違いなく入職してから失敗したと思う確率は減るでしょう。
私もコネクションを使って転職前に当直の数や給与を聞き、大いに役立ちました。
転職に関する記事はこちら
>>臨床工学技士の転職活動の方法3選【失敗しないためにはコネ最強】情報戦です‼
>>転職する臨床工学技士が辞める理由、将来を考えた退職【私の体験談】
施設間の情報共有に有利
コネクションがあると施設間の情報共有ができます。
新しい業務の展開や今までにない症例を経験するときに有意義な情報交換を行えます。
私もダヴィンチ(手術支援ロボット)の導入時など新規の業務のときは他施設の方に意見をもらいました。
近年のコロナウイルス対策では他施設との繋がりの強さを更に感じ多くの情報を臨床に役立てることができました。
気軽に電話やメールで状況を確認できたのはコネクションがあってこそでした。
コネクションの作り方
コネクションの作り方は簡単です。
名刺を作って、学会や勉強会にたくさん行きます。
そして名刺を配りまくるだけです。
名刺を作る
まずは名刺を作りましょう。名刺がないと相手から名刺をもらうことができません。
こちらが名刺を出すと相手も反射的に名刺を出してくれます。
相手から名刺をもらうために名刺を持つことを忘れないでください。
名刺をもらったら必ず名刺のメールアドレスにお礼のメールをしましょう。
これで相手はあなたに好印象を持ってくれるでしょう。
学会に行く
コネクションを作るには学会に行きましょう。
学会に行ってすることを下に示します。
- 演題発表する
- 発表に対して質問する
- 情報交換会に出て名刺交換
演題発表する
演題発表をすることでコネクションを作れます。
発表に対しては必ず座長がいます。
発表前でも発表後でも構いませんが必ず座長に挨拶しましょう。
ここで名刺交換です。
個人的には発表前に挨拶したほうがいいと思います。
「〇〇について質問するから。」
といってくれる人が多いので質問されたときにアタフタせずに済みます。
会場から質問があれば質問した人に対しても挨拶しに行きましょう。
ここでもやはり名刺交換です。
もちろん発表すること自体もコネクションに繋がります。
「あの人いつも発表しているな」
と思われることで自分を認識させることになります。
発表に対して質問をする
発表に対して質問をすることでコネクションを作りましょう。
発表者に対して質問をすることは会場で自分の所属と名前を売ることに繋がります。
さらに発表の後で
「質問させていただいた〇〇です。ありがとうございました。」
と声を掛けましょう。
そして名刺交換です。
「自分の名前を言うために質問している。」
と言っている人を知っています。
その人はとても有名で存在感のある人です。
演題発表や質問はハードルが高くてできないという方は学会の情報交換会に出ましょう。
学会の情報交換会に出て名刺交換
情報交換会に出て他施設の人と会話をしましょう。
上司や先輩にくっついて行けば大抵の場合、紹介してもらえます。
すかさず名刺交換してください。
ここから横に繋がりを増やしていきましょう。
上司がいない場合は…
気になった発表や他の演者に
「〇〇病院の〇〇です。〇〇の発表(講演)大変勉強になりました。〇〇について質問させていただいてもよろしいですか?」
というように声をかけましょう。
自分の発表や講演を聞いてくれた人を粗末に扱う人はいません。
むしろ喜んで答えてくれるでしょう。
ここでも名刺交換を忘れずに。
勉強会に行く
学会へ行くのはハードルが高いという人は地域で行われる勉強会に積極的に参加しましょう。
小さい勉強会ならば仲間意識が生まれやすく共感できる会話ができるはずです。
勉強会に参加しているというだけで相手には好印象を与えます。
「勉強熱心で真面目な人」
だと思われます。
ここでも名刺交換を忘れずにしましょう。
勉強会等で名刺交換に慣れたら学会に行っても同じことができるはずです。
研究をしましょう
そもそも研究をすることがコネクションを作ることに繋がります。
研究を行えば学会発表を行うことになります。
学会発表を行えば学会に行き多くの人とコネクションを作る機会が増えます。
同時に自分の知識レベルも上昇します。
でも研究なんてできないという人は…
- 上司に研究ネタをもらう
- 医師に研究ネタをもらう
- 実臨床からネタを見つける
研究と言っても大きな研究をする必要はありません。
目的はコネクションを作ること。
学会発表をすることです。
内容は簡単で症例報告でもいいですし、新しいデバイスの使用経験でもいいです。
もちろん自分の病院で行っている取り組みなど、何でも発表になるものは隠れています。
上司や医師に相談し、実臨床からネタを見つけましょう。
私は学会発表が一番コネクションを作りやすいと考えています。
学会へ行くためには研究をしましょう。
コネクションの使い方
コネクションは転職や他施設との情報共有に大いに役立ちます。
転職に使う
コネクションがあると転職は格段に有利になります。
コネクションが有り転職の話が来た時点で転職先はあなたのような人材を求めています。
よほどのことがない限り入職試験で落とされることはないでしょう。
転職にコネクションがあると有利なのはそれだけでは有りません。
転職を決める前に転職先の職場環境を知ることができます。
転職についての記事はこちら
>>臨床工学技士の転職活動の方法3選【失敗しないためにはコネ最強】情報戦です‼
職場環境を知ることができる
職場環境を知ることができるので入職後の失敗が少なくなります。
- 給与面
- 残業の量
- 当直
- 業務内容
- 勤務体制
少なくとも上記の内容は事前に聞くことができます。
- 入職したら給料が少なかった
- 思ったより残業が多かった
- やりたい業務につけなかった
こんなことがなくなります。
募集要項には人工心肺業務と書いてあるのに実際は「年間数例しか手術をしていません」なんてこともたまにありますね…
他施設との情報共有に使う
コネクションがあることで他施設との情報交換が行うことができます。
知識、技術、マインドを学ぶことができます。
例えば、新しい業務を行うときに相談ができます。
初めての症例があったときには経験を聞くこともできます。
教育についてや院内の業務分担についても情報交換を行うことで円滑に回すことができます。
コネクションがないと相談ができません。
他の施設を知ることで仕事の仕方、考え方に幅が出ることが大きなメリットです。
他施設の人にどんどん相談して経験や知識を得てください。
質問される側も勉強になることがあるのでマナーを守って質問しましょう。
私は他施設の人の技士としての考え方や生き様が学べるので色んな所で話を聞きます。
まとめ
臨床工学技士のコネクションの作り方と使い方について解説しました。
私はこの方法を実践することでコネクションを作ることに成功しました。
またコネクションを使って転職を有利に進め、他施設の方との情報共有によって自分のスキルアップにも役立ちました。
コネクションを作るには学会を始めとする体外活動を積極的に行うこと。
学会や勉強会でどんどん名刺を配り、相手の名刺をもらうことで知り合いましょう。
もちろん名刺をもらった相手にはお礼のメールを送ってください。
これであなたは「真面目で勉強熱心」という印象を相手に与えることができます。
学会へ行くのはハードルが高いという方は地域の勉強会から参加しましょう。
そもそも研究をすることでコネクションを作れます。
- 研究を行うことは学会へ足を運ぶことに繋がります。
- 学会へ足を運ぶことはコネクションに繋がります。
- 小さな研究からコツコツ行うことを心がけましょう。
コネクションは多くのことに役立ちます。
転職を有利に進めることが可能です。
転職しなくても他の施設の人と情報交換することで多くのことが学べます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
とても簡単ですので充実した臨床工学技士ライフを過ごすために是非やってみてください。
コネクションを使って転職を考えている方はこちらの記事を参考にしてください。
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転職サイトを比較した記事はこちら。
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