今の病院を辞めたい、退職したいと思っている。
しかし、他に辞めた人はどんな理由で退職しているのだろう。
そう考えていませんか?
- 職場の人間関係
- 業務内容
- 多量の残業
- 給料が低い
いろいろな理由があります。
私は臨床工学技士として2回転職をして充実した職場環境を手に入れました。
その体験から私が辞めた理由をまとめました。
この記事を読むと実際に辞めた人の退職理由が分かり、自分は本当に辞めるべきか考える参考になります。辞め方や辞めるまでの道のりを解説します。
私が辞めた理由は、
- 人間関係
- 給料面
- 将来性の不安
- 他病院からの誘い
- やりたい仕事が見つかった
の5点でした。
その詳細をまとめます。
転職方法の記事はこちら
>>臨床工学技士の転職活動の方法3選【失敗しないためにはコネ最強】情報戦です‼
>>転職に失敗しない臨床工学技士の要素5選【中途採用には資格・スキルは必須?】
今から逃げるのではなく将来を考えた理由

パワハラなど職場環境が劣悪な場合は除きますが
今の環境から逃げるためだけの退職はおすすめできません。
将来を見据えた辞める理由がある人が転職に成功します。
しっかりした理由があり、退職を望む人にはその先の道も考えもあります。
私には未来を考えた辞める理由がありました。
これが充実した職場環境を得た理由です。
退職後の就職先は病院か企業

気持ちが早って辞めてしまうのはリスクが大きいです。
まず次の職場として考えられるものを探しましょう。
関連記事
>>臨床工学技士の転職先の選び方【経験者が解説】年収も公開
無料で使用できる転職サイトがあります。
具体的にどのようなものがあるのか探すのが良いです。
レバウェル医療技師(CE):公式
→非公開求人のみを取扱い、好条件の求人を狙えるエージェント
>>口コミ、評判などの詳細記事はこちら
工学技士人材バンク:公式
→求人数1500件以上で業界最多クラスのエージェント
>>口コミ、評判などの詳細記事はこちら
転職サイトを比較した記事はこちら。
>>臨床工学技士におすすめの転職サイト20個比較【辞めたいけど求人数は?】
私が病院を辞めた理由は4つ

私は2回の転職経験があります。2回とも退職の理由は違い、それぞれ解説します。
- 人間関係
- 給料面
- 将来性に不安
- 他病院からの誘い
- やりたい仕事が見つかった
人間関係からの転職
私が転職を決めた理由の一つに人間関係がありました。
これは人間関係が悪く働きにくいという意味ではありません。
ある日私の信頼する技士長が退職しました。その時、私はそこで働く意味を考え直す事になりました。私にとって技士長は臨床工学技士がどうあるべきかを教えてくれた師匠。
技師長に恩返しするために今の病院で頑張っていた面もありました。
人間関係でも色々あり、周りの人に恵まれず退職を考える人もいると思います。
しかし働く理由として、この人についていきたいと思うモチベーションがあれば、頑張れる。
そんな人が見つかれば退職しなかったのかなとも思っています。
他病院からの誘い
退職の理由として他病院から誘いがあったことも挙げられます。
学会等でお話する方から声がかかりました。
日々の私の学会活動を見てくださっていた方でした。
学会活動をする中でコネクションができ、転職のチャンスを得ることができました。
もちろん内々の職場環境や給与についてお話を聞くことができ、十分な下準備の上で職場を比較できたことも転職を決めた理由です。
給料が安くて転職
退職の理由として給与が安いことが挙げられます。臨床工学技士の年収は高くないことで知られていますが、当直、残業手当により大幅に変わってきます。
前職では一定の年齢になると基本給が頭打ちになることが給与表からわかっていました。
年齢を重ね、当直業務や残業が減ることで給与の上昇が望めないことがわかっていたので転職を考えました。
現在の給与ではなく将来の給与を考えて転職を考えるべきです。
将来性に不安を感じ転職
臨床工学技士に将来性を感じに転職を考える人もいます。
私自身は臨床工学技士に可能性を感じているので今も続けていますが、病院としての将来性に不安を感じました。それが退職を考えた理由です。
技士長の退職もあり、今までと同様の環境で学会発表等の研究と臨床業務を並行して行うことが難しくなる懸念がありました。
誰もが私生活との仕事のバランスを重要視して職場環境を整えたり、転職したりします。
私が感じたのは自分の仕事スタイルと職場のスタイルの乖離でした。
これが将来性に不安を感じた理由です。
臨床工学技士に不安を感じる方は企業への転職をおすすめします。
臨床工学技士として医療機器メーカーで働くことで病院よりも高額な給与が望めます。
私の同級生は企業に就職し臨床工学技士の1.5倍の給料をもらっています。
臨床工学技士が飽和し需要がなくなっても、医療機器の需要がなくなることはありません。
実際、臨床工学技士としても募集もあります。
レバウェル医療技師(CE):公式
→非公開求人のみを取扱い、好条件の求人を狙えるエージェント
>>口コミ、評判などの詳細記事はこちら
工学技士人材バンク:公式
→求人数1500件以上で業界最多クラスのエージェント
>>口コミ、評判などの詳細記事はこちら
やりたい仕事が見つかり転職
2度目の転職で、私が退職を決めた理由はやりたい仕事に募集が出たことです。
私は臨床工学技士の大学教員として働きたいという願望がありました。
研究者として臨床工学について研究するとともに、
臨床工学技士を育て医療業界に貢献できる人材を輩出することが夢でした。
臨床で働くのも大好きでしたが今のタイミングしかないと思い、飛び込みました。
臨床工学技士に限らず、やりたいことがある方は早いタイミングがいいです。
もちろんリスクはありますが今の時代なら副業も可能ですので。
ちなみに私はプログラミングでお小遣い稼ぎしています。
無料体験できますので、プログラミングを勉強したい方はこちらをどうぞ。
辞めたいと思ったときの退職の方法

辞めたいと思ったときの退職の方法を紹介します。
「円満に退職したい」と考えている方。
円満に退職するには、話し合いが大切です。
退職するということは人と人の関係や環境が大きく変化することになります。
退職前からの上司への相談やプロに任せる退職代行、退職直前にはしっかり職場での引き継ぎをしましょう。
上司への相談
辞めたいと思ったとき、まずは信頼できる上司に相談しましょう。
私はまず上司に相談しました。止められましたが、次の職場の給与や将来性、今の給与や現職で考えられる基本給の上がり方を話したら納得してもらえました。
実は前にも一度相談したことがあり、そのときは説得され職場に残る事になりました。今考えるとしっかり自分のことを考えて退職を止めてくれていたと感じています。
悪い例はケンカ別れのような形で辞めていくことです。例え人間関係が悪い環境であっても
話し合うことが必要なときがあります。最低限のマナーを守り退職の考えを伝えましょう。
パワハラなど上司からの圧力が強い場合は退職代行というサービスもあります。
退職代行サービスへの依頼
上司からの圧力が強かったり、どうしても退職の意向を自分で伝えられない方はプロに任せましょう。
退職代行というサービスがあります。
一部の企業では、退職を伝えた労働者に対して執拗な引き留めを行ったり、脅しや嫌がらせをして退職を撤回させようとするケースがあります。
そのような場合では、労働者が心理的に萎縮して簡単に退職できないことが多いです。
そのため退職代行サービスがあり、近年注目されています。
退職代行についての記事
退職代行サービスの使い方とおすすめ【臨床工学技士も退職代行】
無料で電話・LINE相談できる退職代行サービス
退職代行job 顧問弁護士が表に立って適正化を行うサービス
弁護士法人みやびの退職代行サービス
職場での引き継ぎ
円満退職のためにはしっかり引き継ぎを行いましょう。
面倒でも行うべきは引き継ぎです。
入職2、3年目での退職なら多くはないと思います。
しかし中堅職員であれば自分しか知らないことや後輩や先輩へ伝えるべきことがあるはずです。
引き継ぎ不足が原因で起こるトラブルが職場だけでなく患者さんへの不利益になることを考えると嫌な上司や物分りの悪い後輩へも引き継ぎをしなければならないことは明白です。
自分が辞めるときの職場へのケアはしっかり行いましょう。
注意点

この記事は、退職をすすめるものではありません。
なんとなく辞めようと思っているとか、目的や次の仕事場が決まっていない人はちゃんと考えてから退職してください。
各病院の働き方や転職先の選び方は別記事にありますので参考にしてください。
>>臨床工学技士の転職先の選び方【経験者が解説】年収も公開
>>臨床工学技士の転職活動の方法3選【失敗しないためにはコネ最強】情報戦です‼
>>転職に失敗しない臨床工学技士の要素5選【中途採用には資格・スキルは必須?】
まとめ

自分が退職した理由が正しいとは限りませんが退職した理由としては十分だったと考えています。
将来を考えて退職をした今の自分は昔よりも充実した職場環境に置かれているからです。
私が転職を決めた理由は
- 信頼する上司が退職したこと
- この先の給与の上昇が望めなかったこと
- 自身の病院の将来性に不安を感じたこと
- 他病院からの誘いがあったこと
- やりたい仕事に公募が出たこと
以上の5点でした。
信頼する上司の退職により、職場を見直す機会を持ちました。
考え直すと自分を育ててくれた上司のために働いていた自分に気づき、転職を考えるきっかけになりました。
給与に関しても一定の年齢で頭打ちになることが給与表から分かり、将来に不安を感じました。
また自身の病院のこれからの方針にも疑問があり、今まで通り学会活動と臨床を並行して行える環境がなくなる懸念もありました。自分の仕事スタイルと病院のスタイルに乖離を感じたことも退職の理由となりました。
他病院からの誘いがあり、そこでは給与や職場環境を詳細に知ることができました。次の職場が透明化されていることは退職を決める理由になりました。
私にとっては、やりたい仕事に公募が出たことが退職の一番大きな理由になりました。独身ならやりたいことがある方は飛び込むのもいいかもしれません。
退職するときは、上司に相談をすることが大切です。どうしても無理なら退職代行サービスを利用しましょう。
コメント