あなたが退職するとき
- 退職するけどできるだけ職場の人に迷惑かけたくない
- しっかり有休消化できるか不安
- さくっと退職したいけど最低限するべきことはなんだろう
こんなことに悩んでいませんか?
実は、臨床工学技士が退職時にすることは少なく、簡単です。
誰でもすぐにできるのでこの記事を読んで実践してみてください。
その理由は、やるべきことが決まっているからです。
この記事を読めば、
- 職場へ迷惑を掛けない
- 退職の最低限のマナーを守る
この方法が分かります。
私は臨床工学技士として2度転職しています。
退職時は辞められたら困ると言われましたが無事円満退職できました。
退職時にこの記事の内容を実践し今でも前の病院といい関係を築けています。
結論ですが退職時にするべきことは以下の5つです。
- 上司への報告
- お世話になった部署への挨拶
- 後輩への引き継ぎ
- 有休消化
- 所属学会への勤務先変更申請
退職理由は人それぞれある
退職の理由は人それぞれありますが退職時にすることは変わりません
人間関係での退職
人間関係がうまく行かなくて退職する方もいます。
そんな方でも退職時はしっかり対応しましょう。
パワハラやどうしても職場の人と話すことができない方は退職代行サービスを使用することもできます。
退職代行についての記事
退職代行サービスの使い方とおすすめ【臨床工学技士も退職代行】
無料で電話・LINE相談できる退職代行サービス
退職代行job 顧問弁護士が表に立って適正化を行うサービス
弁護士法人みやびの退職代行サービス
キャリアアップでの退職
自分自身のキャリアアップのために退職する方もいます。
せっかくキャリアアップして次の職場に行くのに今の職場との付き合いが薄くなるのはもったいないです。
以前の職場での付き合いは次の職場でも活かされます。
学会や勉強会でも前の職場の方とは合う機会が多いはずです。
退職時にしっかり対応することでいい関係を保ちましょう。
地元への転職
地元への転職で退職する方もいます。
そんな方も退職時に最低限のマナーを守りましょう。
ここでいう最低限のマナーは記事で示す5つになります。
地元に戻って臨床工学技士として働くときに困ることも多いです。
そんなときには以前の仲間が頼りになります。
以前の職場の仲間は臨床でのいろいろな問題を相談できる相手です。
いい関係を保つためにも退職時にやるべきことをしましょう。
任期切れによる退職
任期切れで退職となる方もいます。
国立大学病院は任期付き非常勤で雇われることが多いです。
私が努めていた病院は、1年契約で5年以内に常勤に採用されないと契約解除となるシステムでした。
病院によって任期以内に常勤になれるところもあればそうでないところもあります。
任期切れの退職の場合でもそこでの同僚を大切にしてください。
大学病院等の大規模な病院での臨床経験はとても価値のあるものです。
大規模な病院ならではの症例がたくさんあります。またコネクションの観点からも大規模な病院に知り合いがいることはメリットです。
そのつながりで更にキャリアアップや講演依頼などをもらえる機会も増えます。
そして前職の仲間には退職後もたくさん相談に乗ってもらえます。
私は大学病院に務める知り合いから講演依頼などを実際に貰っています。
まだ職場が決まっていないという人はこちらの記事もどうぞ。
臨床工学技士が退職時にすること5選
臨床工学技士の退職時には以下の5つをしてください。
最低限のマナーとして5つを示します
私もこの5つを行い、退職後も前職場の人と良好な関係を保てています。
- 上司への報告
- お世話になった部門への挨拶
- 後輩への引き継ぎ
- 有休消化
- 所属学会への勤務先変更申請
最低限のこれはしないとスッキリ退職できないですね。
上司への報告
上司への報告は確実にしましょう。
できれば退職を考え始めたときや、転職先の相談などから上司に乗ってもらうのがいいです。
上司に相談に乗ってもらうことでコネクションの効いた転職先を紹介してもらえることもあります。
また退職について相談することで転職しなくても問題が解決することもあります。
例えば退職理由が
- 透析ではなく心カテをしたい
- 残業が多すぎる
- 臨床研究や学会発表がしたい
こういった内容だったら相談で解決する可能性は十分にあります。
退職理由や仕事を楽しくするマインドは以下の記事を参照してください
>>転職する臨床工学技士が辞める理由、将来を考えた退職【私の体験談】
>>【悩める臨床工学技士必見】辞めなくても楽しくやりがいのある仕事をするマインド
退職時に具体的に何を上司に話すかということですが
「退職の理由」です。
- 家庭のことで退職を考えているのか。
- 人間関係で悩んでいるのか。
- キャリアアップのためなのか。
上司に話しづらかったら仲の良い先輩や信頼できる先輩にまずは話しましょう。
しかし最終的に上司(技士長等)に伝えなければなりません。
人間関係の問題でどうしても伝えられない人は退職代行サービスを使用する方法もあります。
退職代行についての記事
>>退職代行サービスの使い方とおすすめ【臨床工学技士も退職代行】
無料で電話・LINE相談できる退職代行サービス
>>退職代行job 顧問弁護士が表に立って適正化を行うサービス
>>弁護士法人みやびの退職代行サービス
退職理由を話すことは退職者としての責任と義務です。
しっかり納得してもらい退職しましょう。
お世話になった部門への挨拶
お世話になった部門への挨拶は必ずしましょう。
病院に勤めていればお世話になった部署があるはずです。透析室やカテ室、ICUなど様々な方へ感謝を伝えましょう。
挨拶のときに軽く退職理由をつけると相手に誠意が伝わります。
もちろん様々な理由で退職する方がいます。
退職理由を言いたくない人もいるでしょう。そんな人は、一つだけ当たり障りない理由を考えておいてください。
- 地元に帰るため
- スキルアップのため
- 条件が良い転職先が見つかった
など
他の病院で働いても学会などで以前の病院の方と関わることもあります。
そんな中で気持ちよく退職するためには退職時に感謝の気持ちを伝えることを忘れないでください。
後輩への引き継ぎ
退職時には必ず引き継ぎをしましょう。
あなたが辞めたあとに職場の人に迷惑を掛けないための最低限のマナーです。
30代ならば後輩にしっかり自分ができること、していたことを教えましょう。
病院内であなたしかできない仕事があったはずです。
20代ならば先輩や上司に伝えることがあるはずです。
今まで指示されて行ってきた業務は、退職後には先輩が行うことになります。
特に
- 物の置き場所
- 患者情報の引き継ぎ
重要です。
自分がいなくなったあとに困るのはあなたではなく相手です。
自分勝手に退職だけするようなことはないようにしましょう。
有休消化を計画的に行う
退職時に有休消化しましょう。
これは相手のためというより自分のために有休消化することになります。
退職前なんだから有休消化できるのは当たり前と考えるかもしれませんが間違いです。
私は一回目の転職時には30日以上有休を残したまま退職しました。
有休を取るには有休消化できる環境を作る必要があります。
私が有休消化出来なかった理由
- 退職が決まったとき自分の代わりがいなかった
- 臨床工学科部全体の勤務に余裕がなかった
- 有休取らなくても大丈夫という空気
退職が決まったとき自分の代わりがいなかった
これは次の職場の合格通知が遅かった事により退職までに時間が取れなかったことが原因でした。
退職までに時間が少ない中で引き継ぎをするのが難しく、私の代わりを育てることが出来ませんでした。
以前の職場には大変迷惑を掛けて申し訳なく思っています。
臨床工学科部全体の勤務に余裕がなかった
私が退職する以前から臨床工学部全体は激務でした。
私の代わりに待機や当直等を交代できる人員も限られていることもあり、有休消化できる余裕がありませんでした。
激務だから辞めたわけではありません。
有休取らなくても大丈夫という空気
私は病院ではイエスマンと呼ばれるほど物事を断ることをしてきませんでした。
退職が決まった後、上司に言われました。
「ギリギリまで勤務してもらっても大丈夫?」
ついつい空気に流されて
「はい。全然大丈夫です。」
といってしまいました。
家で妻に怒られました。
有休消化できる環境を整える
有休を消化するには
- 退職時期に余裕をもつこと
- 後輩を育て代わりを作ること
- 早めに上司に有休取得について相談する
有休が取れる環境を自分で作りましょう。
所属学会への勤務先変更申請
自分の所属学会に勤務先が変わったことを届け出しましょう。
勤務先変更の申請をしないと自分のところに学会誌や各勉強会情報が届きません。
それどころか前職の病院に郵便物が届くことで前職の方にも迷惑を掛けることになります。
所属学会への申請は忘れずにしましょう。
私も以前の職場から連絡がきて急いで勤務先の変更届を出しました。
注意
今回紹介した内容は臨床工学技士として私が最低限すべきと考えるものです。
退職時は職場に迷惑がかからないように気を使ってください。
前職に感謝の気持ちを持てば自然にすべきことが見えるはずです。
まとめ
臨床工学技士が退職時にすること5選は
上司への報告
→退職理由を話すことは退職者としての責任と義務です。しっかり納得してもらい退職しましょう。
お世話になった部署への挨拶
→感謝を忘れずに今までのつながりを大切にしましょう
後輩への引き継ぎ
→職場に迷惑がかからないようにしっかり引き継ぎをしましょう。
有休消化
→有休消化は出来て当たり前ではないので計画的に取得しましょう。
所属学会への勤務先変更申請
→学会誌が手元に届かなくて困らないようにしましょう。
前職の人とのつながりはとても大切です。
退職するときも相手のことを考えて行動しましょう。
以上、退職時のマナーとして最低限すべきことをまとめました。
この記事を役立てて是非円満退職してください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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