- 面接って何を聞かれるんだろう?
- 面接ってどんな感じで進んでいくの?
- 印象を良くするにはどうすれば良いんだろう?
- 面接時のスーツは何が無難なんだろう?
この記事では臨床工学技士の面接で必要な対策や注意点を解説します。
就職・転職に限らず必ず必要になるのが面接です。
就職活動では筆記試験や小論文で良い成績を収めても、面接での印象が悪ければ採用されません。逆に筆記や小論文が多少悪くても面接でいい印象を与えればチャンスがあります。
この記事を読んで面接の予習を行えば、面接で大失敗することはなくなります。
私は臨床工学技士として転職を経験し、より良い職場環境でキャリアアップに成功しました。
今ではその経験を活かし就職や転職活動の支援、面接対策もしています。
面接では、面接の手順・面接官が求める人材を把握し、適切な面接対策を行うことが必要です。
「臨床工学技士の面接は一般職よりも面接慣れしていない人が多く、しっかり面接対策することで他の人と差が付きます。」
この記事では、臨床工学技士の面接で必要な対策を解説しています。また、面接で聞かれる質問や、面接の注意点についても取り上げているので是非参考にしてください。
面接でされる質問についてはこちらの記事です。
>>【CEの面接】325個の質問から厳選‼面接で聞かれる質問を完全網羅
面接対策をしなければ失敗する
面接対策をせずに面接に望むことは自ら不合格の確率を上げているのと同じです。
面接はパターン化されていて対策も難しくありません。
特に臨床工学技士は面接慣れしていない人が多いので練習すれば間違いなく他との差が付きます。
確実に役立つのでできる限りの面接対策をして望みましょう。
例えば、
「面接の答えが書類選考の内容と差異がないように予習、準備しておく」
とても簡単なことですが、これも面接対策です。
誰でもできるようなことをするだけで面接での失敗は減ります。
面接においてこれだけは必ず覚えてほしいポイントがあります。
あとでも解説していますが上記も面接対策となり、これで面接官の印象が良い方にも悪い方にも転がります。
下のボタンで面接の流れや注意点まで飛べます。
面接前に面接官の目的を知ることが大切
病院側は私達に対し、「長期的に働き、活躍してくれるのか」を見るために面接をしています。
転職者に対してはこれに加えて、その人の「スキルや経験が今の病院に貢献してくれるのか」を見ます。
面接で伝えるべきこと
面接を受けるときは、自分が長期的にここで働き、病院に貢献したいという気持ちを伝えることを意識しましょう。
新卒者に対しては即戦力を求めることはなく、「成長していける人間か?すぐに辞めてしまわないか?」という点が特に見られます。
上記の内容が面接官に伝わるように面接でアピールする内容を考えてましょう。
質問や自己PRの中にうまく入れてアピールすることが重要です。
臨床工学技士の面接中の自己PRや履歴書について
>>【臨床工学技士の就活】面接・履歴書の自己PRの考え方を解説
服装は清潔感のあるものを着用
面接での第一印象は見た目で決まります。
臨床工学技士はスーツで仕事をするわけではないですが、清潔感のある服装で望みましょう。
スーツ | 黒や紺、グレーなどの濃い色のスーツがおすすめ |
ワイシャツ | 白一択 |
靴下 | 黒系か、グレーで単色のもの |
ネクタイ | シンプルな色(青系がベター) |
靴 | 黒の革靴 |
※もちろん髭を剃り、頭髪も短髪で清潔感を出すほうが良いです
見た目を整える理由は科学的に証明されています。
メラビアンの法則というものが提唱されていて、人の第一印象の55%は視覚で決まると言われています。以下はメラビアンの法則の簡単な説明です。
科学的にも身なりを整え、清潔感を出すことは重要。
面接前に小論文を提出する施設もある
すべての施設ではありませんが事前に小論文の提出が求められることもあります。
など上記のような臨床工学技士にまつわる内容が多いです。
面接では小論文の内容から質問されることもあるので注意が必要です。
本番での面接の流れ【5ステップ】
面接での流れ・質問は基本的にどこでも同じです。
というのも、一人ひとりに寄り添った特別な質問を用意する暇など面接する側にはないからです。
面接には決まった型があり、それを予習するだけで面接でも余裕が出て自分をアピールすることができるようになります。もちろん質問も予習することで対応することができます。
以下に基本的な面接の流れを示します。
- 入室
- 自己紹介(自己PR)
- 志望理由
- 質問
- 逆質問
面接の始まり、入室時は挨拶が大切
入室時は扉を3回ノックします。
入室後はまずハキハキと挨拶をします。
どうぞ、こちらに座ってください。
失礼します。
準備されている椅子の隣まで歩き、指示があったら座ります。
自己紹介、自己PRは短く簡潔にする
椅子に座ったら、自己紹介を求められることが多いです。
最初の自己紹介は1分程度で短く簡潔にしてください。
自己紹介をしてください。
ここで大事なのはダラダラ話をしないことです。
面接官は自己紹介を求めているだけなので自分の実績や経験を交えた回答を長くても1分程度で簡潔に話して下さい。
「自己PRも含めて、自己紹介してください」と言われることもあるので、そのときは自分の2分程度で簡潔に話してください。
志望理由は確実に抑えるのが鉄則
自己紹介が終わったら、聞かれやすい質問として志望理由や動機があります。
この病院を志望した理由を教えて下さい。
はい。私が御院を志望した理由は〇〇だったからです。
実際に〇〇したときに〇〇と感じ、とても興味を持ちました。
……
なので私は御院を志望させていただきました。
ホームページなどの情報だけでなく、自分の経験から志望動機を考えられるといいです。
「病院見学に行った際に〇〇を見て」や「病院実習で〇〇の業務に興味を持ち、御院で経験を積みたいと考えました」など自分にしか言えないことが言えると好印象になります。
他にも自分とその病院の接点や特別な感情があるということを伝えられるエピソードがあると良いです。
志望動機は必ず聞かれると言っても過言ではないので確実に抑えましょう。
パターン化された質問は面接前に備えておく
志望動機のあとは質問が続きます。
ここでの面接対策は臨床工学技士特有の質問に備えることです。
よく聞かれる質問もあるのでいくつか紹介します。
詳しく質問内容を紹介した記事はこちらです。
>>【CEの面接】325個の質問から厳選‼面接で聞かれる質問を完全網羅
この他にも履歴書に書いてある特技やアルバイトについて聞かれることも多いです。
特技やアルバイトについて聞かれた場合は、自分が今まで行ってきた工夫をアピールできると好印象です。
今までのアルバイトなどの経験で苦労したことはありますか?
〇〇について苦労した経験があります。
うまく行かないこともありましたが00することで問題が解決し、うまくいくようになりました。
難しければ、上のような形で答えられれば問題ありません。
面接での質問に対する内容はこちらの記事で詳しく解説しています。
>>【CEの面接】325個の質問から厳選‼面接で聞かれる質問を完全網羅
面接での逆質問は答えたほうが好印象
最後に逆質問されることがあります。逆質問とは面接官に「〇〇さんからなにか質問はありますか」と聞かれることです。
逆質問には「大丈夫です」と答える人も多いですが、できれば質問できたほうが面接官の記憶にも残り、印象も良くなります。
なにか質問はありますか?
私自身臨床工学技士としての勉強のため学会や勉強会などに興味があります。もし差し支えなければ、御院の臨床工学部門で参加している学会や勉強会があれば教えていただけますか?
このように臨床工学技士としての熱意を伝えつつHPなどではわからない情報を聞くと好印象です。
上の質問はあくまで例なのでこれを聞けば間違いないというものではありません。
学会などに積極的に参加しているような施設であれば学会活動について聞くこともできます。
しかし、学会活動を全くやっていない施設では逆効果なので学会についての質問はできません。
他にもしてはいけない質問があります。
このような質問は仕事への熱意が伝わらないばかりか面接官の印象も悪くなるので注意してください。
最後に退室ですが、退室時も入室時同様にハキハキとお礼をいい部屋を出てください。
【面接時の注意点】面接ではこれだけ意識
面接で必要な注意点として以下のことが挙げられます。
- 質問には簡潔に答える。
- 自己PRは2分程度。
- 視線、姿勢に気をつける。
- ハキハキと答える。
- 結論から話す。
これらを意識して面接を受けるだけでも面接対策になります。
質問には簡潔に答える
質問に簡潔に答えることは重要です。
「あれも話したい、これも話したい」
と多くのことを詰め込もうとすると話が脱線して面接官に伝わらないことがあります。
また、話が長いと面接官の印象もよくありません。
質問に答えるときは簡潔に答えることを意識しましょう。
自己PRは2分で済ます
本番は緊張で早口になるので2分でも長いかもしれません。2分弱でも問題ありません。
自己アピールはあれもこれもと詰め込みすぎず、自分の強みや目標、今までの経験を端的に伝えましょう。
「自分の経験から何を得てどうゆう風に生かしているのか」まで言えると他の人と差が付きます。
自己PRから面接官が気になることを質問してくれるので掘り下げた話はしなくても大丈夫です。
自己PRで以上の内容が伝わるように意識してください。
転職者の場合は「自分のスキルや知識はこの施設で使えるものです」ということを伝えましょう。
問題解決能力のアピールの仕方としては、自分が壁にぶち当たったときにそれをどのように解決し、その結果何を得たのかを実体験を元に説明できるようにしましょう。
自己PRについての詳しい解説はこちらです。
>>【臨床工学技士の就活】面接・履歴書の自己PRの考え方を解説
相手の指示通りに答えることも大切
「〇〇分で自己PRしてください」といったときや「簡潔に自己紹介してください」と言われたときはしっかり時間や言われたことを守りましょう。
指示通りにできないと、話を聞いていないと思われ評価が下がります。
視線や姿勢は大きな評価ポイント
上記のメラビアンの法則によると人は「見た目」に頼って印象を決めていることが明らかになっています。
面接中は視線をしっかり相手に向け、姿勢に気をつけることが大切です。
もう一つのポイントとしては笑顔を作ることが大切です。面接で笑っていたら不真面目に見えると思うかもしれませんが、ヘラヘラ笑うのではなく口角を上げて明るい印象の顔を作れるようにしましょう。
笑顔は一般面接の面接対策としてもみんながやっている面接対策。
笑っていても話している内容が真面目なら全く問題はありません。
面接中はハキハキと答える
上記のメラビアンの法則でも声のトーンや大きさが人の印象の38%を決めてしまうことがわかっています。
まずは入室時の挨拶からハキハキと話し、一つ一つの質問に対しても「はい」と返事をしてから答えるようにしましょう。
返事をすることで質問に対して考える余裕が少しでき、相手にも話を聞いているという印象を与えることができます。
面接では結論から話す
面接では結論から話しましょう。特に質問に答えるときは、まず結論をいうことをおすすめします。
最初に結論をいうことで今から自分が話すことを意識することができ、話が脱線しにくいです。
さらに最初に結論をいうと決めておけば、しゃべり出しでつまずくことも少ないので、スムーズに質問に答えることができます。
また最後に結論をもう一度いうことをおすすめします。これがあると話の全体が締まり、相手にも言いたいことが伝わりやすいです。
このように言いたいことを結論で挟むと良いです。
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まとめ
臨床工学技士の面接対策はしっかりしておくべきです。
面接対策をして、面接の手順や注意点を知ることで心に余裕ができ面接の時も自分が伝えたいことがスムーズに伝わります。
手順や注意点などはパターン化されているので1回覚えてしまえば、もし不合格でも次の面接で有利に働きます。
この記事では臨床工学技士の面接対策について解説しました。よろしければ参考にしてください。
関連記事として面接の質問、自己PRについての詳しい解説もあります。
>>【CEの面接】325個の質問から厳選‼面接で聞かれる質問を完全網羅
>>【臨床工学技士の就活】面接・履歴書の自己PRの考え方を解説
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