臨床工学技士として転職したいけどなにから始めればいいかわからないと悩んでいませんか?
当直や待機、残業で疲弊して転職したい
人間関係がうまく行かないから転職したい
そんな人も多いと思います。
- 転職サイトやWebサイトを使う?
- 転職エージェントを使う?
- コネ入職?
どれも間違いではありません。
その理由は最終的に納得できる職場に出会えるかどうかが大切だからです。
この記事ではそれぞれの転職方法がどんな人に向いているのかを解説します。
この記事を読むとそれぞれの転職方法のメリット・デメリットが分かり、自分にあった転職方法を見つけることが出来ます。
私は臨床工学技士として2度転職しました。
昔は待機や当直で疲弊していましたが今では体に負担を掛けずに仕事ができる環境を手に入れました。
結論です。
転職サイトがおすすめな人
自分である程度情報収集できる人
転職エージェントがおすすめな人
忙しくて転職活動が出来ない人
年齢が高い人
企業への転職を考える人
コネを使った転職活動がおすすめな人
コネがある人
知り合いがいるところで働きたい人
一番失敗しない方法
3つすべてを使って情報収集すること
関連記事
>>転職に失敗しない臨床工学技士の要素5選【中途採用には資格・スキルは必須?】
すぐに転職活動を進めたい方はこちら。すべて無料で登録可能です。
転職サイトを比較した記事はこちら。
>>臨床工学技士におすすめの転職サイト20個比較【辞めたいけど求人数は?】
転職の理由は人それぞれある
転職したい理由は人それぞれです。
待機や当直、残業で転職を考える人もいれば、
自分のスキルアップのための人
人間関係がうまく行かない人もいます。
転職理由についてはこちらの記事を見てください。
>>転職する臨床工学技士が辞める理由、将来を考えた退職【私の体験談】
転職活動の方法は転職サイト、エージェント、コネ
転職活動は3つの方法に別れます。
転職サイト
→自分で情報集して地域や仕事内容、給与から探していく方法
転職エージェント
→エージェントに自分にあった職場を探してもらう方法
コネ
→仕事で出会った臨床工学技士のコネを使用して職場を探す方法
番外編:すべて
すべてを使って情報を集め納得できるまで転職活動を続ける方法
転職サイトとエージェントの違い
転職サイトにはサイト型とエージェント型があります。
基本的にサイト型の転職サービスのことを「転職サイト」、エージェント型の転職サービスのことを「転職エージェント」と呼びます。
転職サイトは自分で求人を探すシステム
サイト型は転職サイトに登録後、サイト内の求人情報から自分で希望の転職先を探し、転職活動に役立てるツールです。
転職サイトでは、自分に合ったものも自分で探し、自分のペースで転職ができます。
転職サイトはエージェントのように面談などがないので、会員登録だけで気軽に自分一人で転職活動したいという人にはおすすめ。
転職エージェントは求人を紹介してもらうシステム
エージェント型は登録後、エージェントから連絡が来て、希望の転職条件を伝えます。伝えた情報からエージェントが求人を探し、紹介してくれるシステムです。
給与交渉や面接の日程調節、労働環境の確認なども行ってくれる手厚いサービスが魅力です。
転職のプロがしっかりと相談に乗ってくれるので、転職に不安がある方や転職活動する時間がないという方にはおすすめ。
転職サイトを使った転職方法
こんな人におすすめ・・・
自分の時間を使ってしっかり情報収集することができる人
求人だけを見てすぐに飛びついてしまうような人は危ないです。
好条件の求人には理由があるはずです。
それを確認せずに飛びつくと転職に失敗してしまうので気をつけてください。
しかし早めに動くことも大切‼
不安な人はしっかり転職のプロに相談できる転職エージェントがおすすめです。
転職サイトのメリット・デメリット
メリット
無料で使用できる
給与相場がわかる
口コミが見れる
臨床工学技士以外の仕事も視野にいれることができる
透析クリニックが多い
デメリット
会員登録が必要(無料)
件数が少ない
常に求人を探さなければならない
臨床工学技士の求人件数の少なさは日本臨床工学技士会HPなどを使用することで少しは補うことが出来ます。
こちらの記事で日臨工HPの有効活用の方法を解説しています。
>>【臨床工学技士会HP】掲載求人の落とし穴‼大学病院なら…
同時にWeb検索でも求人を探しましょう。
大学病院なら臨床工学技士会HPがおすすめ
転職までの流れ
情報収集
転職サイトとWeb検索を使用して
自分のスキルと経験ならば
どの程度の給与相場なのか
どの程度の求人数があるのか
情報収集をしましょう。
無料で会員登録をすることで未公開の求人情報も見れます。
会員登録したほうが確実に情報量が増えるのでおすすめします。
無料の会員登録するだけで
- より詳細な口コミを確認できる
- 未公開の求人を見ることができる
転職サイトは複数登録するのをおすすめします。
1社のみだと紹介される企業が限られてしまいます。
転職サイトを比較した記事はこちら。
>>臨床工学技士におすすめの転職サイト20個比較【辞めたいけど求人数は?】
転職先探し
転職サイトやWeb検索から自分の興味のある求人を探しましょう。
確認するのは
- 業務内容
- 給料
- 休み
- 残業
- 学会活動
何を重要視するかはあなたのライフスタイル次第。
総合病院やクリニックそれぞれの働き方も記事になっています。
>>臨床工学技士の転職先の選び方【経験者が解説】年収も公開
興味のある求人を見つけたらその病院を調べます。
最低でも以下の4つは確認してください。
- 病院HP
- 臨床工学部(課)HP
- 学会活動しているか
- 病院見学できるか
病院の雰囲気や学会活動の様子、運が良ければ病院見学で待機や当直についても聞けるかもしれません。
病院見学で好印象なら面接でも有利です。
応募する
以上の下調べが出来たらいよいよ応募です。
応募の前に今の職場の上司にやめようと思っていることを報告しましょう。
退職前にすべきことがいくつかあります。
退職前にすることについての記事
>>退職決定者専用!臨床工学技士が退職時にする行動5選【有休消化できる?】
転職
後は入職テストや面接を切り抜ければ転職成功です。
おめでとうございます
転職エージェントを使用した転職方法
こんな人におすすめ・・・
転職活動している時間が無い人
企業への転職を考えている人
年齢が高い人
エージェントから連絡が来るのが嫌な人は使わないほうが良いです。
自分が動かなくても条件を伝えるだけでエージェントが仕事を探してくれるのはとてもいいところです。
納得のいかない条件の職場で「せっかく探してくれたから…」みたいな感じで妥協しないようにしてください。
>>【やらなきゃ損‼】臨床工学技士に転職エージェントをおすすめする理由
転職エージェントのメリット・デメリット
メリット
無料で使用できる
自分で転職先を探さなくて良い
給与交渉してもらえる
履歴書などを添削してくれる
思わぬ高額給与の求人に出会えるかも
デメリット
会員登録が必要(無料)
エージェントとの面談がある
転職を急かされることがある
担当者と合わないことがある
上のデメリットは自分にあった担当者見つけることで解決します。
転職エージェントは複数使って自分にあった担当者を見つけましょう。
転職までの流れ
【数分で完了】会員登録
それぞれの転職エージェントのホームページから登録をする。
簡単な登録情報を入力するだけです。
登録後、エージェントから連絡が来ます。
登録後、数日ぐらいで電話かメールがきます。
この電話かメールで面談の日程調節をします。
エージェントとの面談
電話か対面で面談を行います。
- 転職動機
- 今までの経験やキャリア
- 希望する条件
- 今後の予定
以上を確認することになります。
ここで自分にあったエージェントさんに出会えると良いですね。
エージェントからの求人紹介
エージェントから求人紹介の連絡がきます。
エージェントの求人は公開されていないものもあるので有益です。
しかし自分が納得できない条件の場合などはしっかりその理由をエージェントに伝えましょう。
譲れない条件などは先に話しておくとスムーズです。
断っても大丈夫。
焦って決めないようにしてください。
応募→面接の練習→本番
次に応募です。
転職エージェントでは履歴書の添削等を行ってくれるところもあり、書類審査では有利です。
また転職エージェントからの紹介ということで会社からの信頼性が増すこともあります。
エージェントさんが面接対策もしてくれます。
転職
後は入職テストや面接を切り抜ければ転職成功です。
おめでとうございます。
コネを使用した転職方法
こんな人におすすめ・・・
自分で作ったコネを持っている人
コネを使ってマウントを取りに行くような人はおすすめできません。転職失敗します。
コネ転職のメリット・デメリット
メリット
転職前に病院の内情を知れる
給与交渉できる
信頼できる人がいる
業務範囲がはっきりわかる
自分のポジションが確保できる
デメリット
コネを作るのが大変
入職後退職しづらい
時間がかかる
転職までの流れ
コネを作る
まずはコネクションがなければコネで転職活動は出来ません。
コネクションの作り方に関しては詳細記事を見てください。
>>コネクションの作り方と使い方【臨床工学技士が解説】学会へ行こう!
何がコネかというと単純な臨床工学技士の繋がりです。
学会や勉強会でしっかり臨床工学技士の知り合いがいる人はそれはコネです。
コネを使って知り合いから情報収集しましょう。
情報収集
まずはコネを使用して情報収集をします。
臨床工学技士の知り合いたちに話を聞くことで色々な病院の働き方を知ることが出来ます。
- 給与
- 待機
- 当直
- 残業
- 学会発表
このような情報を集め、自分にあった病院を考えてください。
転職先の選び方についての記事
>>臨床工学技士の転職先の選び方【経験者が解説】年収も公開
更に情報を集めていくうちにあの病院が求人を出すとか
あなた自身をほしいと言ってくれる人が現れることもあります。
コネクションがある人は実力がある人だと周りは見ますので。
横のつながりが強い人は基本的に勉強熱心だから実力がついてくる。
転職先探し
行きたい病院が見つかったら自分でリクルートしましょう。
上司や知り合いの臨床工学技士に募集等の情報を聞き出してもらいましょう。
そのときにあなたの話が出ればトントンと話は進んでいくでしょう。
自分が行きたい病院の人と知り合いならその人に相談するのが一番早いです。
私は行きたい病院の技士長と学会等でお話したこともあったので自分で電話したら是非来てくれと言ってくれたのですぐに転職できました。
応募
コネだったらまず受かります。
誠意が伝わるように履歴書と面接を頑張りましょう。
転職
後は入職テストや面接を切り抜ければ転職成功です。
おめでとうございます
コネなんか無理っ‼という人は転職サイトを利用。
転職サイトを比較した記事はこちら。
>>臨床工学技士におすすめの転職サイト20個比較【辞めたいけど求人数は?】
すべてを使用して転職活動をする方法
転職サイト、転職エージェント、コネクションすべてを使用して転職活動を行う。
転職サイトやコネで情報を集めながらエージェントさんに相談することが一番納得できる職場が見つかります。
転職サイトやエージェントに登録したからと言って必ずそこで転職しなければいけないとわけではありません。
複数のサイトやエージェントに登録し納得できる職場を探すことをおすすめします。
メリット・デメリット
メリット
いくつ登録しても無料
複数登録することで情報が多くなる
3つの方法のメリットを掛けわせることができる
デメリット
情報が多すぎる
連絡や面談が多く時間が取られる
とにかくたくさん情報を集めて考えたい人にはおすすめしますが情報が多すぎて困ることもあるのでうまく活用してください。
臨床工学技士におすすめの転職エージェント
レバウェル医療技師(CE)【信頼できる非公開求人】
レバウェル医療技師(CE)特徴・メリット
サイト名 | レバウェル医療技師(CE) |
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公式サイト | 公式サイトへ |
形式 | エージェント |
全体の求人数 | 非公開 |
企業求人 | 非公開 |
Wワーク求人 | 非公開 |
地域 | 全国 |
特徴 | 求人は非公開になっているが 大学病院から地域のクリニック まで転職可能。 |
信頼ある非公開求人なら医療技師のお仕事
- 求人が非公開で競合が少ない
- 医療技師の転職に特化
- LINE相談あり
- 履歴書、面接対策が充実
レバウェル医療技師(CE)は「非公開求人だけを扱った転職エージェント」です。
非公開求人は公開すると応募が殺到することが予想される優良な求人が多く、競合も少ないので転職しやすいという特徴があります。またレバウェル医療技師では入職前に職場の雰囲気がわかるような取り組みも行っており、おすすめのエージェントの1つです。
レバウェル医療技師(CE)デメリット
すべての求人が非公開なので登録するハードルが高いと感じる方が多いです。しかし非公開求人は基本的に優良な求人なので安心してください。むしろ非公開を扱っているエージェントは病院側から信頼されている可能性も高いです。
レバウェル医療技師の詳細はこちら
>>レバウェル医療技師(CE)の口コミ・評判【転職したい臨床工学技士へ】
工学技士人材バンク【求人数1500件以上!】
工学技士人材バンクの特徴・メリット
サイト名 | 工学技士 人材バンク |
---|---|
公式サイト | 公式サイトへ |
形式 | エージェント |
全体の求人数 | 1534件 |
企業求人 | 有 |
Wワーク求人 | 有 |
地域 | 全国 |
特徴 | 圧倒的に求人数が多く、 医療機器メーカー・ 総合病院の求人も掲載。 |
求人数なら工学技士人材バンク
- 求人数が1534件と多い
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口コミでも評判は良く、全国の施設を網羅的に扱っています。スキルに合わせた職場探しができ、WワークOKなどの情報も掲載されている。様々な働き方に対応しており、おすすめの転職エージェントです。
工学技士人材バンクのデメリット
転職エージェント全てに当てはまりますがキャリアパートナーとの面談が必要。数百床を超える病院は多数扱っているが大学病院に関しては求人が少ないことがデメリットです。
>>工学技士人材バンクの口コミ評判【転職したい臨床工学技士へ】失敗しないCE専門転職サイト
まとめ
臨床工学技士が行う3つの転職方法を解説しました。
関連記事
>>転職に失敗しない臨床工学技士の要素5選【中途採用には資格・スキルは必須?】
転職サイト
自分で情報集して地域や仕事内容、給与から探していく方法
☑おすすめする人
自分の時間を使ってしっかり情報収集することができる人。
☑おすすめできない人
求人だけを見てすぐに飛びついてしまうような人は危ないです。
無料で登録・使用可能
臨床工学技士におすすめの求人サイト
マイナビコメディカル
indeed
臨床工学技士会HP
リクナビNEXT
転職エージェント
エージェントに自分にあった職場を探してもらう方法
☑おすすめできる人
転職活動している時間が無い人
企業への転職を考えている人
年齢が高い人
☑おすすめできない人
エージェントから連絡が来るのが嫌な人
コネ
仕事で出会った臨床工学技士のコネを使用して職場を探す方法
☑おすすめできる人
自分で作ったコネを持っている人
☑おすすめできない人
コネを使ってマウントを取りに行くような人はおすすめできません。転職失敗します。
番外編:すべて使用する
すべてを使って情報を集め納得できるまで転職活動を続ける方法
☑おすすめできる人
しっかり情報を集めて納得したい人
☑おすすめできない人
たくさんの情報が整理出来ない人
今回紹介した中で、自分にあった転職方法で転職活動してみてください。
今はまだ転職を考えていないけど後々は…
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転職サイトを比較した記事はこちら。
>>臨床工学技士におすすめの転職サイト20個比較【辞めたいけど求人数は?】
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