今の臨床工学技士としての収入では物足りない…と考えていませんか?
この記事は臨床工学技士として収入アップさせて
- 経済的に余裕を持ちたい
- 低収入から抜け出したい
- 自分のお小遣いを増やしたい
そんな人のための記事です。
この記事では臨床工学技士として収入をアップさせる方法を教えます。
私が実践した方法を使えば確実に収入を増やすことができます。
私も低収入で悩んでいましたが、今では100万円以上収入を上げることに成功しました。
臨床工学技士として収入を上げる方法は…
副業する or 転職する
副業なら講演やWワークで収入アップを狙えます。
転職すれば基本給や手当での収入アップが見込めます。
講演やWワーク、転職をして収入アップを目指してみませんか?
臨床工学技士として収入アップさせる方法
- 講演で副収入
- Wワークで副収入
- 転職で収入アップ
自分の強みは臨床工学技士であること。
臨床工学技士の資格を使って収入アップしたいと誰もが考えるはずです。
臨床工学技士として収入をアップさせるには講演やWワーク、転職などの選択肢があります。
講演で副収入
1回4-5万円の収入を得ることができますが、講演依頼をもらうまでに学会発表などの実績を作る必要があり誰でもすぐに収入を得られるものではありません。
講演をするためには臨床工学技士として突出した努力と知識が必要です。
Wワークで副収入
Wワークは臨床工学技士としてクリニックや病院にアルバイトをすることです。
都心部ではWワークしている臨床工学技士も珍しくなく、求人もあるので確実に収入を上げられます。
転職で収入アップ
転職は現在勤務している職場よりも給料の高い職場に転職することで収入アップを狙う方法です。正しい転職活動や転職エージェントを使用することで収入を上げるだけでなく職場環境の改善も可能になります。
それぞれメリットやデメリットがあり、収入アップを狙う金額も変わってくるので説明していきます。
臨床工学技士が講演で稼ぐ方法
講演で稼ぐためには講演依頼をもらう必要があり、講演依頼をもらうためには臨床工学技士としての実績が必要です。
講演依頼は企業や学会から来ます。そして一度講演依頼が来て認められればそれ以降も継続的に講演依頼が来ることも期待できます。
講演依頼をもらうためには、現場で臨床工学技士として働くだけでなく、学会などの対外活動を積極的に行う必要があります。
講演依頼は、学会会場での発表や論文で企業や学会の方々の目に止まり、そこから依頼が来ることがほとんどです。臨床工学技士の世界は狭いのでこうした学会などでの活動は講演依頼を得るためには必要不可欠となります。
私は10年間学会発表や論文を書き、やっと講演依頼をもらえるようになりました。
講演依頼をもらうためには相当の努力と時間が必要です。
詳しくは詳細記事をご覧ください。
>>臨床工学技士が講演で副収入を得る‼【必要なこと5選】
講演料は1回5万円程度
臨床工学技士の講演料は1時間程度の講演なら1回5万円程度だと思っておいた方がいいです。
1時間で10万円出してくれるメーカーもありますが、期待しすぎないようにしましょう。
時給5万円なら高いと思う人もいると思いますが、実際は資料作りなどに多くの時間がとられるので割に合わないこともあります。
しかし講演すること自体が臨床工学技士として名誉なことなのでお金に換えられない経験だと考えましょう。
講演は年に2.3回が限界
講演は資料を作る時間がかなりかかります。業務以外の時間で資料作成を行い講演をするのですが、内容が高度になるにつれて多くの時間がとられます。
私も慣れない頃は1か月以上かけて1時間の講演資料を作っていました。人前で講演する以上、完成度の高いものを提供しなければならないのでとても苦労した覚えがあります。
私の経験上、年に2.3回程度の講演が限界です。それ以上は自分の仕事や研究をやる時間が無くなってしまいます。
資料などを使いまわしできる内容ならば、何度も講演をすることは可能ですが1年前の情報は当てにならなくなる世界ですので、常にアップデートが必要になります。
講演で稼ぐメリット・デメリット
メリット
- 自分の勉強になる
- 名誉がある
- つながりが増える
- 講演が実績になる
臨床工学技士が講演で稼ぐメリットは上にある通りです。
講演内容がそのまま自分の勉強になります。講演を通して知識が深くなることもありますが、考えを言語化する能力や伝える力も養うことができます。
また講演をすることで臨床工学技士同士のつながりもでき、情報共有や転職にも役立ちます。
デメリット
- 講演依頼をもらう必要がある
- 資料作りに時間がかかる
- 誰でもできない
臨床工学技士が講演で稼ぐデメリットは上の通りです。
まずは講演依頼をもらうことが難しいです。普通に臨床で働いているだけでは講演依頼をもらうことはできません。学会活動などで実績を作る必要があり、とても時間がかかります。
また講演をするにしても資料作りに時間がかかります。慣れないうちは時給換算するといいとは言えない金額です。
講演をすると横のつながりができる
講演をすることで横のつながりができます。
講演依頼をくれた企業はもちろん、学会、研究会の役員の方々とも知り合いになれます。
学会の役員の方々は臨床工学技士として意識が高いので多くのことを学ぶことができます。
Wワークはすぐにでも稼げる方法
Wワークは求人さえあればすぐに始めることができ、確実に収入が増えます。
しかし体力的な負担が増えたり、スケジュール管理が大変になったりなどデメリットもあります。
近年臨床工学技士でもWワークをしている人が増え、クリニックや病院で非常勤でアルバイトをしている方が増えています。
東京などの都市部では臨種工学技士がWワークしていることも珍しくありません。
Wワークするには転職サイトなどで求人を探すことが一般的です。
各転職サイトでもWワーク可能な求人が出ているので確認してください。
Wワークは月2-3万円程度
Wワークの時給は都市部では1500-2000円、郊外や地方では1000-1800円程度が相場です。
週に3回程度の勤務で2-3時間を考えると月2-3万円程度のお小遣いになります。
臨床工学技士Wワークの時給、業務内容、求人数についてこちらをどうぞ
>>臨床工学技士のWワーク【時給・求人数・業務内容は?】おすすめしない理由も解説
Wワークをするのに気を付けること
- 本業の就業規則の確認
- 確定申告
- 両立できるかどうか
就業規則の確認
今勤務している施設の就業規則を確認することを忘れてはいけません。
副業が禁止されている場合や条件付きで可能になっている場合などがあり、基本的に規則に従ってください。
しかし法律上で副業が禁止されているわけではありません。自己責任にはなりますが今は副業禁止の企業で副業をしている人もたくさんいます。
今後も副業解禁の流れは進んで行くと考えられます。
副業がバレないために確定申告に気をつける
副業やWワークがバレる原因は住民税です。
確定申告時に提出する申請書の「普通徴収(自分で別途に納付する)」にチェックを入れてください。
この対策で会社側に住民税が増えたことがバレにくくなります。
体力的に可能か考える
Wワークで気を付けることとして、体力的に、またはスケジュール的にWワークをやっていけるかをしっかり考える必要があります。
本業に支障をきたすような働き方や体を壊すような働き方はおすすめできません。
詳しくはこちらの記事を御覧ください。
>>臨床工学技士のWワーク【時給・求人数・業務内容は?】おすすめしない理由も解説
Wワークのメリット・デメリット
Wワークのメリット
- 働いた分だけ収入になる。
- 今までの自分のスキルを活かせる
- 求人があれば気軽にはじめられる
働いた分だけ確実に収入につながることが講演で得る収入との大きな違いです。
講演の資料作りなどは、なかなか時給換算できませんがWワークはしっかり時給制です。
そして今まで自分のスキルを活かすことが出来るので新しく覚える仕事が少なく、講演よりも労力が少なくて済みます。
都心部などではWワークを行っている技士も多く、求人も一定数あるので気軽に始められるのでおすすめです。
Wワークするには転職サイトなどで求人を探すことが一般的です。
各転職サイトでもWワーク可能な求人が出ているので確認してください。
Wワークのデメリット
- 時間が縛られる
- 体力的にきつい
- 求人が少ない地域もある
臨床工学技士の仕事は本業でも当直や待機などがあり不定期です。そんな中でスケジュール管理をしてWワークをする必要があります。これはWワークの大きなデメリットになります。
また休日や勤務終了後にWワークを行うので体力的にきついこともデメリットです。しっかり自分の体と相談し可能な範囲での働き方をしましょう。収入が増えても体を壊してしまえば意味がありません。
地方では臨床工学技士のWワークの求人が少ないところもあります。しかし時代が副業を推していることからも今後は増えてくるのではと考えられます。
転職で収入アップする方法
転職についての記事はこちらです。
>>CEの転職活動方法3選【失敗しないの方法を解説】
>>転職に有利なCEの要素5選【1人で転職活動は危険】
>>CEの転職先の選び方【各施設の特徴を解説】
転職は一番簡単で確実に収入アップできる方法です。
しかし転職先は慎重に選ぶ必要があるため、注意してください。
- 基本給が高いところ
- 当直が多いところ
- 残業が多いところ
収入アップのためには上記のような職場を選ぶ必要があります。
病床数が多く、当直を行っている病院や人工心肺、心カテなど循環器関連の病院は緊急が多く給料アップが望めます。
しかし国立大学病院はこの限りではなく給料が安いので注意してください。
>>臨床工学技士|国立大学病院の待遇がやばい…給料は?意識の高さは?
私は転職して2年で収入が100万円程度上がりました。
実際転職は収入を上げるのに一番簡単でおすすめの方法です。
転職を考えたときは直接話を聞こう
学会などで知り合いになった人や先輩などに病院の内情を聞いてから転職しましょう。
転職してから
- 待遇が悪かった
→給料が安い、待機や当直の手当がない - 職場環境が劣悪だった
→サービス残業が多い、看護師と仲が悪い
となっては取り返しがつきません。
知り合いがいない人は転職エージェントに登録すればエージェントが病院の人から内情を聞いてくれます。
もちろん転職エージェントは無料で使用できます。
転職したいけどコネがない人や、転職に使う時間がないという人は転職エージェントをおすすめします。
>>【やらなきゃ損‼】臨床工学技士に転職エージェントをおすすめする理由
>>臨床工学技士におすすめの転職サイト20個比較【辞めたいけど求人数は?】
転職のメリット・デメリット
メリット
- 職場を選べば確実に収入が上がる
- 職場環境もよくなる可能性がある
- 自分がやりたいことができる
転職のメリットは転職先をしっかり吟味すれば確実に収入が上がることです。臨床工学技士としての自分の経験やスキルがそのまま転職に有利になりますし、給与交渉の余地もあります。職場との関係上自分でお金の話をしたくない人などは転職エージェントを使用すれば給与交渉まで行ってくれます。
また福利厚生、人間関係などが好転する可能性もあります。転職後の環境が今の職場よりも良ければずっとその環境で仕事を続けることが出来ます。
今の職場でできなかった経験や自分のやりたかった業務ができるようになる可能性もあります。転職することで仕事のモチベーションにも大きくつながるので転職のメリットは大きいです。
私も転職して給与、福利厚生、人間関係に恵まれました。
デメリット
- 環境が悪くなく可能性がある
- 転職先に慣れなければならない
- 何度も転職しにくい
デメリットは正しく転職活動することで解決できます。
転職する前に病院の内情を調べておくことで環境が悪い病院を排除できます。
自分のスキルに合った病院を選ぶことで転職先の仕事に慣れやすくなります。また確実にいい病院に絞ることで再転職する可能性も低くできます。
下調べは学会で知り合った方々や先輩のコネなどを使い、信頼できる人から確実な情報を手に入れましょう。
「コネなんてないよ!」
という人は転職エージェントを使うことをおすすめします。
転職エージェントでは無料で自分に合った職場を探してくれるだけでなく、今まで転職をしてきた人のコネを使って病院の内情まで詳しく教えてくれます。
無料で使用できるので転職に失敗したくない人は転職エージェントに登録してみてください。
転職サイトを比較した記事はこちら。
>>臨床工学技士におすすめの転職サイト20個比較【辞めたいけど求人数は?】
まとめ
臨床工学技士が収入を上げる方法を3つ紹介しました。
- 講演で稼ぐ方法
- Wワークで稼ぐ方法
- 転職して収入を上げる方法
講演で稼ぐには、講演依頼をもらう必要があり実績が必要です。
講演依頼をもらえれば一回5万円程度の収入を得ることが可能です。しかし実績作りや資料作りに時間がかかりだれでも簡単にできるものではありません。
Wワークは求人さえあれば気軽に始めることが出来ます。Wワークは都心部では珍しくなく、透析クリニックや機器管理業務で求人があります。体力やスケジュール的にきついこともありますが確実に収入を増やすことが可能です。
転職することで収入を上げることが出来ます。基本給そのものが高い職場だったり、残業などが多い職場に転職するなどの方法があります。転職は何度もできるものではないのでしっかり下調べして決めましょう。転職に慣れていない人や自身がない人は転職エージェントの使用をおすすめします。
転職エージェントは無料で使用でき、自分に合った条件の職場を紹介してくれたり、給与交渉までしてくれます。転職に失敗したくないという人には情報を得るためのツールとして転職サイトに登録してみてください。
>>【やらなきゃ損‼】臨床工学技士に転職エージェントをおすすめする理由
>>臨床工学技士におすすめの転職サイト20個比較【辞めたいけど求人数は?】
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